| 2009年 医療福祉建築賞 | |
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| 施設名 | 特別養護老人ホーム 一重の里 |
| 所在地 | 宮城県仙台市太白区秋保町湯元字上原35-8 |
| 病床数 | 特別養護老人ホーム60名、ショートステイ30名 |
| 延床面積 | 6,044m2 |
| 竣工年月 | 2007年4月 |
| 開設者 | 社会福祉法人 杜の里福祉会 |
| 管理者 | 社会福祉法人 杜の里福祉会 |
| 設計者 | (株)佐藤総合計画東北事務所 |
| 施工者 | 奥村組・奥田建設共同企業体 |
| 写真撮影 | 横山写真工房 |
| 選評 | 図や写真で見るとL 字型に整いすぎるユニットプラン,マンションのような近代的な外観など,今求められる特養のスタイルとは異なるかのような印象があるが,訪れて気づくのは小さな玄関,監視機能のない暖かい受入れ雰囲気をはじめとする優しく細やかなぬくもりである. ユニット外デイスペースや共同生活空間では,家具が自由に配置されているが,これらはスタッフや入所者の手によるもので,個性的な住みこなしが感じられる.居室は洋間と3畳分の畳スペース,外気に面するトイレで構成されている.個室の充実は利用者にさまざまな使い方を許容しているが,市からの補助金を全てここに充てて整備したという.居場所もたくさん用意されている.畳スペースに設けられた廊下に面する障子窓,格子のユニット玄関など,境界のデザインがうまい. これまでにいくつかの高齢者施設を運営している理事長の思いと,それを阿吽の呼吸で感じ取っている設計者の協働が見てとれる. |