□ 例会NO.30 「手術部建築のモデルを求めて - CDCガイドライン以降の手術サポートシステムのあり方」
1)手術部運営実態調査結果(碧南市民・岸和田市民・安城更生・名古屋市立大・川崎市民・NTT東日本関東)
2)新外周廊下型手術部とサポートコア型手術部の比較
3)米国でモデル視されているUCLA手術部
4)CDCガイドラインに沿った手術部建築の変革
5)手術部建築のモデル

と き 2006年1月26日(木) 19:00〜21:30

ところ 東京大学工学部1号館1F15号教室
(東京都文京区本郷7-3-1)

発言者

柳澤忠(健康デザイン研究会代表、名古屋大学名誉教授)

世話人
須田眞史* 高橋泰 柿島有子 中田康将 水村容子 山田理紗 (*今回担当幹事)

世話人より

CDC(米国防疫省)の「手術部位感染防止ガイドライン(1999)」以降、病院手術部門計画において清汚動線の分離の意味はなくなり、供給・回収だけのための廊下を独立させるプランはその役割を終えたと考えられるなど、手術部門の計画は大きく変容してきています。しかしながら、手術部門は清潔管理の考え方だけで計画されるべきものではありません。例えば、手術室群をサポートし物品を保管管理するサポートコアや、増え続ける物品の保管スペースの確保と分離など、物流や医療スタッフの作業の管理効率に着目した計画は、今後いっそう重要となってくると考えられます。

今回のユースクラブでは、病院建築の大家でいらっしゃる柳澤忠先生に、手術部門建築について豊富な調査データと知識に基づいたお話をいただきながら、これからの手術部門のあり方について議論したいと思います。お誘い合わせの上、ご出席下さい。


(須田)

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